2014年3月25日火曜日

大雪対応一ヶ月の記録

2月14日(金)
朝からの降雪で夕方まで10㎝程の積雪。除雪車6台にて夕刻まで随時除雪作業を行う。
翌朝までに30㎝程の積雪予報の為、翌朝からの除雪に備え燃料の準備と事務所に5名宿直。

2月15日(土)
翌朝、軽井沢町観測史上最多の1m以上の積雪を記録。(山中の別荘地は2m近くの場所も)
国道18号線、新幹線、在来線など各交通網が不通となり社員が出社困難。
通常の除雪車では対応出来ない積雪の為、除雪可能な重機1台と除雪機1台で事務所から町道まで除雪するも、午前中で豪雪により除雪機が故障し、重機1台のみで除雪。雪の多さに重機でも思うように作業が進まない。
夕方、町もバス通りを除雪するも実質乗用車は通行不能。

2月16日(日)
昨夜からの強風により除雪した道路に雪が溜まり再度除雪が必要となる。
レイクニュータウン地区内はレマン湖の外周と町道への通路2箇所とアカシア地区入り口を除雪。
徒歩により出社可能な社員が事務所にて対応。重機とオペレーターの手配をする。
住民の緊急避難を検討し、馬取区、軽井沢町と相談する
翌日の除雪作業に必要な燃料をガソリンスタンドまで徒歩にて調達。
軽井沢町は自衛隊に災害救助要請し浅間サンラインの除雪を開始。




2月17日(月)
隣町在住社員5名とオペレーター2名が加わり本格的に除雪作業開始。
旧軽井沢せせらぎの森地区で、ご滞在の高齢者救出と孤立世帯へ、重機運搬が不可能なため、社員5名が手堀りで通路確保に向かう。
レイクニュータウン地区のイーストサイドとアカシア地区の除雪。
自衛隊は国道18号線の除雪へと移行。



2月18日(火)
国道18号線が通行可能になり従業員全員出社。
除雪機の修理も完了し、南平台・アカシア地区・八風の郷入り口の除雪を開始すると共に孤立世帯の燃料・食料・薬切れに対し町の職員と連携して手堀りにて物資の搬入、救出作業を行う。せせらぎ地区は町の職員と連携して手堀りにて通路確保にあたる。
 



2月19日(水)
追加購入手配をしていた除雪機2台が納車。
孤立世帯を優先に手堀りと除雪車両で通路を確保するための除雪作業を行う。
この時点で孤立世帯30件。





2月20日(木)
八風の郷の町道除雪が開始され、並行して各地区の除雪を進める。
レイクニュータウン地区内の孤立別荘が解消。
引き続き八風の郷・せせらぎの森地区の孤立世帯の除雪を進める。


 2月21日(金)
重機1台を借り受け、八風の郷および各地区の除雪を行う。

2月22日(土)
追加購入手配していた中古重機1台が納車。
除雪車9台で除雪し、八風の郷の孤立世帯が解消。
残るせせらぎの森地区3軒の除雪を進める。

2月23日(日)
せせらぎの森地区の除雪と並行して、別荘地内主要道路の道幅拡張除雪作業に入る。

2月24日(月)
せせらぎの森地区の孤立世帯解消。
居住者の多い南平台・アカシア地区の道幅拡張除雪作業を進める。





2月25日~3月18日現在
全地区で順次、道幅拡張の除雪作業、凍結した道路には砕石を撒いています。
また、別荘の外部・内部点検を順次実施。
なお、八風の郷・見晴らし通りの一部とレイクニュータウン・かんのん通りは未だ1mを超える積雪のため未開通となっており徐々に除雪を行っている状況。










 3月16日現在の管理事務所・山腹付近(ポプラ通り)の状況